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中山寺へ行ってきました

暑くなってきた先週、兵庫県宝塚市にある中山寺に行ってきました。
じめじめとするこれからの季節を前に、新鮮な空気を吸って心が落ち着きます。

大本山 中山寺

北摂の地に紫雲たなびくといわれる中山寺は、聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場です。第十四代仲哀天皇の先后大中姫(さきのきさきおおなかひめ)、その長子麛坂皇子(かごさかのおうじ)、弟忍熊皇子(おしくまのおうじ)の追善供養のため、あるいは聖徳太子、蘇我馬子との政争に敗れた物部守屋の霊を鎮めるために建立されたと伝わっております。
奈良時代には大小多数の堂塔伽藍を備えた高野山や比叡山に匹敵する大寺院であったと伝わり、『続日本紀』にもその名を見ることが出来ます。幾度の兵火や天災に見舞われながらも、源氏や、豊臣家、徳川家など時代の有力者たちの熱心な信仰と寄進によって現在の伽藍が形成され、一四〇〇有余年の法燈を守り続けています。
—中山寺HPより

中山寺では、安産の祈祷も有名で、本尊の十一面観世音菩薩は安産の観音様として信仰され、戌(いぬ)の日には「鐘の緒」と呼ばれる腹帯を求めて、多くの妊婦さんが訪れます。そのためか、さまざまな場所にエスカレーターやエレベーターがあり、妊婦さんにも優しい設計でした。

戌(いぬ)の日に参拝する理由

犬はお産が軽く一度にたくさんの子どもを産むことから、安産の守り神として愛されてきました。日本の暦には十二支があてられていて、12日に1度、戌の日が巡ってきます。妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、子宝に恵まれたことに感謝し、授かった子どもが健康に生まれてこられるように、腹帯を巻くことが縁起が良いとされています。

寺院や五重塔も拝見しましたが、兵庫県の有形文化財建造物として指定されているだけあって、すごく迫力があり、立派で背筋がピンと伸びました。
また気になる場所があればレポートしたいと思います。