外壁塗装とは
外壁の劣化部分を補修し、表面を保護する塗料を塗る工事のことです。
意匠性を変更するために行われるイメージが強い外壁塗装ですが、建物を維持管理する面でも必要な工事で、およそ10年サイクルでの定期的な実施が求められます。
北摂ガスでは、外壁の劣化状況の把握から塗装工事までを一貫対応いたします。デザイン性、機能性、価格など何でもご相談下さい。
外壁塗装と聞くと「外壁に色を塗る見た目を変えるだけの工事 」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし外壁塗装は、見た目の改善だけでなく、外壁や屋根の機能を改善し、快適な住空間を維持するという住まいにとって大切なメンテナンス工事でもあるのです。
そんな外壁塗装には、大きく分けて次の4つの役割があります。
1.美観
外壁塗装を行うことで、新築のときのような美しい外観に蘇ります!また従来の外壁色と異なる色合いに変更した場合、今までとは違った雰囲気にリフォームすることも可能です。
2.耐久性向上
塗料が壁面を保護し、外壁の耐久性を向上させてくれます。これにより、外壁だけでなく建物自体の寿命を延ばしてくれます。
3.断熱・遮熱
塗料の中には断熱、遮熱の機能を持つものがあります。断熱・遮熱効果のある塗料を使用すると、室内の温度上昇・低下を軽減させることができます。冷暖房の効果が高まり、電気代の節約や省エネにつながります。
4.防汚
多くの塗料には防汚性を向上させる機能が備わっています。これにより、外壁が汚れにくくなり、美しい壁面を長くお楽しみいただくことができます。
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外壁塗装の主な工程
外壁塗装の役割についてお伝えしてまいりましたが、具体的にはどのような工事が行われるのでしょうか。大まかな流れは以下の通りです。
外壁の種類や劣化、雨漏りなど現状の把握
外壁は単に塗ればいい工事ではありません。壁の種類はもちろんのこと、周囲の環境や劣化の状況などを把握して最適な工法や塗料、補修方法を選ぶ必要があります。塗装を行う職人が細かく調査を行います。
現状とお客様の要望から最適な工事方法を選定
外壁の状況やお客様のライフスタイル、ご予算に応じて担当者が最適と考えるプランをご提示します。色などのデザイン面やプランの内容について確認を行い、ご契約をさせて頂きます。
足場を組み、外壁の洗浄、古い塗料の除去などの下処理を行う
塗装する上で欠かせない足場の設置と高圧洗浄、塗料の付着を良くする下処理(ケレン作業)などを行います。
塗料が付着しない為の養生やクラックの補修を行う
塗料で周囲や窓、雨樋などに塗料が付着しないようビニール等で養生を行います。また外壁に発生したクラック(ひび割れ)の補修を行います。
塗装を行う
外壁の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの計三回が一般的です。塗料により塗る回数が変化する場合もあります。
足場、養生を撤去する
お客様と最終確認を行う
工事完了時に不備が無いか、担当営業・職人と最終確認を行います。
状況に応じて一部の作業工程が前後することもあります。
※マンション等の大規修繕工事も行います。
塗り替え時期が近づいたか、一度チェックして見て下さい。
チョーキング現象・・・外壁の塗膜の劣化により、触ると手に白い粉や塗膜の色の粉が付着する状態のことを指します。
クラック(ひび割れ)・・・塗料の柔軟性が失われ、硬化した際に発生するのがクラック(ひび割れ)です。また強い力・揺れが加わった場合などで起こることもあります。コーキングも劣化によりクラックが発生することもあります。
藻・コケ・カビの繁殖 自然汚染・・・建物の北側や住宅が密集している都市部、傾斜地などでは、日の当たりにくい外壁部分や屋根に藻・コケ・カビが発生することがあります。また、雨に含まれる汚れが外壁に付着して起こる雨だれや土・泥、鳥の糞などが付着する汚れは自然汚染と呼びます。
塗膜の剥がれ・膨れ・・・塗装のみが剥がれる、また塗膜の表面が膨らんだ状態にあることを指します。
サビ・・・金属系サイディングやサッシ、格子、水切り、樋の支持金物などの金属部分はサビが発生する恐れがあります。